オリーブリーフはオイルに利用する果実に比べあまり知られていませんが、機能性成分オレウロペインを高濃度(5−15%)に含みます。オリーブ栽培の盛んなチュニジアでは、人々はお茶にして飲んでいます。チュニジアが位置する地中海の乾燥した気候では、オリーブの有機栽培が可能であり、安心してリーフを利用することができます。当社は、チュニジアのハーブ会社と連携し、そこから輸入することが可能です。
オリーブリーフの特徴
チュニジア産オリーブ葉
未利用資源であるチュニジア産オリーブリーフの多くは、有機栽培されポリフェノールの一種であるオレウロペインを豊富に含みます(乾燥重量で5−15%)。このオリーブリーフを日本の技術により機能性成分を保ったまま乾燥することで、飼料やサプリメントなど新たな市場の開拓が計画されています。チュニジア政府も、オリーブのブランディングや高付加価値化に注力し、原料供給国からの脱却を目指しているところです。
有効成分「オレウロペイン」の作用等
様々な研究により、オリーブリーフの抽出物は、抗菌、抗真菌、抗炎症、および老化防止特性や、免疫系を高める作用を有することが知られています。オリーブリーフの抽出物には20種類以上の抗酸化性作用を持つポリフェノールが含まれていますが、主要なものとして、オレウロペインおよびヒドロキシチロソールが含まれます。当社では、既存の作用に加え、血管系、骨、生殖系への効果も明らかにしています。
・血管保護作用
・血圧降下作用(降圧作用)
・生殖機能保護作用
マウス精子の濃度およびクォリティー低下の改善
マウス・ラット卵巣機能低下(発情周期遅延・排卵卵子数低下)の改善
・骨形成作用
・など
有効成分量
(準備中)
食品標準成分量
栄養成分表示 100g当り
成分(単位) |
オリーブリーフ粉末
|
(参考)明日葉パウダー |
水分(g) |
5.0 |
5.9 |
エネルギー(kcal) |
282 |
280 |
タンパク(g) |
8.3 |
15.8 |
脂(g) |
1.1 |
4.1 |
灰分(g) |
6.4 |
11.0 |
炭水化物(g) |
79.2 |
63.2 |
糖質(g) |
40.0 |
26.5 |
食物繊維(g) |
39.2 |
36.7 |
食塩相当量(g) |
0.09 |
0.5 |