筑波大学発ベンチャー

 食機能探査研究所は、筑波大学生命環境系の教員の研究シーズの社会実装を目指して設立されました。設立メンバーは筑波大学現役の教員、筑波大学OBが中心です。
 平成29年6月には、筑波大学から筑波大学発ベンチャーとして承認され、筑波大学保有の関連する知的財産権のライセンスも受けています。VCからの出資も獲得し、食素材の供給を海外からも確保するため北アフリカのハーブ会社とも資本提携しながら、商品の開発を本格化させていきます。

筑波大シーズが、国による研究プロジェクトに採択

当社は、文部科学省研究成果展開事業の大学発新産業創出プログラム(JST-START)の成果をもとに設立されました。

JST START=大学発新産業創出プログラム (H27年12月~H29年10月)


※事後評価Aを獲得



経済産業省「技術協力型・新興国市場開拓事業費補助金」 (H30年10月~H31年1月)


経済産業省・新興国市場開拓事業費補助事業「飛びだせJapan! 世界の成長マーケットへの展開支援補助金」に(株)アレナビオと共同採択されました。(H30年10月〜H31年1月)

採択課題名:「チュニジア産高オレウロペイン含有のオリーブ葉を活用した飼料および不妊用サプリメント等の開発事業」

各種受賞実績等

茨城テックプランター(H29年12月、株式会社リバネス主催
「世界初の科学的根拠に基づく妊活サプリの開発」  最優秀賞受賞


(株)リバネス主催のビジネスコンペで、茨城県内からの応募32件の中から一次審査を通過した9件が2次審査を通過し、最優秀賞を受賞した。


アグリテックグランプリ(H30年9月、株式会社リバネス主催)
「世界初の科学的根拠に基づく妊活サプリの開発」 ロート賞受賞


(株)リバネス主催のアグリビジネスに関係するビジネスコンペで、全国157件の応募から一次審査を通過した12件が2次審査を通過し、ロート賞を受賞した。


つくば医工連携フォーラム(H31年1月)
「熱ショックタンパク質を介した明日葉の造精機能保護作用」及び「暑熱ストレス依存的な卵巣機能低下に対する明日葉の改善効果」宮崎研究室の学生が優秀ポスター賞受賞


関東畜産学会第74回大会(令和元年11月)「ストレス依存的な雄の生殖機能障害に対するコーヒーチェリーの改善作用」宮崎研究室の学生が優秀発表賞受賞

Hot News

アシタバの成分による精子機能改善効果が特許として認められました!
(株)食機能探査研究所は、特許の実施許諾を取得

 
筑波大学の宮崎研究室では、「ストレス性生殖障害の食成分による予防・改善」を目指す研究を行っています。この度、2015年に出願された、家畜及び将来的にはヒトを対象とするアシタバの精子機能改善剤に関する特許が成立しました。当社では、出願人である筑波大学と(株)農学研センターからの実施許諾を取得しています。今後、社会実装に向けた取り組みを進めて行く予定です。

特許番号:特許第6806965号
登録日:2020年12月9日
発明の名称:精子機能改善剤とこれを含む医薬品組成物、飼料、食品組成物及び家畜または家禽の精子機能改善方法
内容:アシタバの抽出物を有効成分として含有する精子機能改善剤を提供する。
また、この精子機能改善剤を含有する不妊の治療または予防のための医薬品組成物と、アシタバあるいはその抽出物を含有し、精子機能の改善のために用いられる家畜用または家禽用の飼料及び食品組成物を提供する。更に、アシタバあるいはその抽出物を家畜または家禽に給餌する手順を含む、家畜または家禽の精子機能改善方法を提供する。

特許公開(特許庁)