明日葉は八丈島原産のセリ科植物で、伝承的に多くの健康機能性が知られています。非常に成長がはやいことからこの名前がつきました。おひたしや天ぷらなど日常的に食されているほか、青汁成分としても知られています。機能性成分としてカルコン類を含みます。また、成長が速く、二酸化炭素吸収能が高いことから、環境にも優しい植物です。
明日葉の特徴
有効成分「カルコン類」の作用等
カルコン類は他の植物にも含まれていますが、明日葉の作用の多くはキサントアンゲロールと4−ヒドロキシデリシンと呼ばれる明日葉特有のカルコンが担っていると考えられています。これらカルコンには様々な健康機能性が報告されていますが、当社では、血管系や生殖系への効果についても明らかにしています。
当社による研究
生殖機能保護作用
マウス精子の濃度およびクォリティー低下の改善 マウス・ラットの卵巣機能低下(発情周期遅延・排卵卵子数低下)の改善 夏季のブタ精子の量的・質的低下の改善 夏季の雌ブタの発情周期遅延・受胎率低下の改善
血管保護作用
脂肪組織からの長寿ホルモン(アディポネクチン)の発現増強作用
乳牛乳房炎の改善作用
夏季の乳牛の乳量・乳質低下の改善作用
他の研究者による報告
抗菌、抗炎症、抗潰瘍および胃酸分泌抑制、血糖値低下、抗肥満、降圧作用、など
有効成分「カルコン類」含有量の比較
当社は、これまでのJST-STARTプロジェクトで、有効成分カルコン類が栽培時の環境により大きく変化することを見出しています。カルコン含量を測定し、含量の高い明日葉を収穫しています。
(当社分析結果に基づく比較)
明日葉の食品標準成分量
明日葉の食品成表示の比較
(100gあたり)